1. |
授業の内容(Course Description) |
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学生の選んだ産業活動に関係する研究課題について、研究論文をまとめるための指導を行う。その研究テーマに関する先行研究の把握(文献収集と読解)、問題意識の絞込みと仮説の設定(討論)、仮説を証明するための分析手法の指導(統計データなどの処理)、研究論文の原稿段階での批評と修正指導などを行う。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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研究論文の完成。その過程で自立的研究能力を持つ人材の育成を目指す。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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基本的には研究論文の内容で評価するが、論文を完成させるまでの研究態度も一部勘案する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テーマにより異なる。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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幅広く文献調査し、その情報を自分の頭で一度整理し、それに自分の独自性を付け加える努力をして欲しい。 何より時間をかけてたくさんの文献を読むことからはじめて欲しい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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前期では、問題意識をたかめるため、できるだけ多くの関連情報、文献を集めそれを頭に入れることが必要。それによって問題の所在が次第に明確になってくる。 前期の後半には大体の論文の目次、構成ができていることがのぞましい。課題研究は複数人で研究するので、各自の関心にしたがって役割分担を決める。なお、役割分担を決めた後も、適宜別のパートの進捗、内容を知り、全体の論理構成に齟齬がないか、チェックする必要がある。 後期には、それぞれの割り当てられた章の出筆に入るが、適宜補足的情報収集が必要になる。 これらの工程の中で定期的にメンバーは情報交換、意見交換を行い、最終論文を仕上げる事とする。 授業では前半は文献の輪読、議論が中心になろう。後半は出筆された原稿案を基にしたディスカッションをおこない、最終稿をまとめる。
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