1. |
授業の内容(Course Description) |
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世界最大級の領土と資源を保有するロシアが国際関係において急速に存在感を強めている。ソ連邦崩壊後短期間で市場経済へのほぼ成し遂げたことが決定的に重要である。日本にとってロシアは海峡を挟んだ隣国であり、その新興巨大市場もシベリア・極東の資源も2つともに日本にとって不可欠である。ロシアの市場経済化の現状、日ロの経済関係の動向、シベリア・極東の資源開発と日本の関与、日ロの国家間関係における未解決の問題などについて考える。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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しばしばロシアは日本人にはわかりにくい国であると言われる。「近くて遠い隣国」から真の隣国になるためにロシアとはどのような国か、日本との関係はいかにあるかを識ることが目標である。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験で評価する。積極的な授業参加姿勢および出席良好については考慮する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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田畑伸一郎編著『石油・ガスとロシア経済』北海道大学出版会
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業では受講生と私との間の独自の双方向カードを使用します。授業の感想、質疑、提言などを積極的に書いてください。リアルタイムでの授業の工夫と改善に活用します。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 春期の授業への案内 【第2回】 世界同時金融危機とロシア経済 【第3回】 新生ロシアの経済動向 【第4回】 日本との経済関係−その推移 【第5回】 ロシア経済の基礎条件−人口 【第6回】 ロシア経済の基礎条件−国土と資源 【第7回】 ロシア経済の基礎条件−経済体制 【第8回】 ロシア経済の基礎条件−生活 【第9回】 ロシア経済の基礎条件−国際関係 【第10回】 ロシアの産業構造(1) 【第11回】 ロシアの産業構造(2) 【第12回】 ロシアの貿易の構造(1) 【第13回】 ロシアの貿易の構造(2) 【第14回】 ロシアの市場経済化の現段階 【第15回】 まとめ
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