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授業の内容(Course Description) |
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現下、アメリカ発の国際金融危機を契機に、アメリカ経済の優位性を失おうとしている中、グローバル経済のアメリカへの一極集中から米日欧・中国など主要新興国への多極化に向かいつつある。多極化における重要な一極である中国など主要新興国は、今日の世界経済の発展を牽引している。
本ゼミでは、世界経済の重要で欠かせない一極である中国など新興国が入るべき世界経済・国際経済論を中心に、国際経済の変化・行方に大きく影響しているエネルギー・資源、投資・金融問題などを取り上げ、討議する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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本ゼミの最大の目的は、ゼミ活動を通じて、学生諸君の的確な問題発見・分析、解決能力を養い、さらに討議、プレゼンなどを通じて、社会に適用・適応するための「自己表現力」を高めるのに取り組むことである。また、ゼミ活動(ゼミでの交流、合宿・食事会など)の場を通じ、仲間をつくり、日本人学生と留学生との間の異文化交流の機会を活かし、国際化・国際社会に適応するコミュニケーション意識・能力の向上に寄与することを期待したい。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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発表・レポート・その他の平常点による。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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中国経済など新興国経済に関する配布プリント、丸川 知雄『現代中国の産業』中公新書、郭 四志『中国石油メジャー』文真堂、郭 四志『日本の対中国直接投資』明徳出版社、内川 秀三編『躍動するインド経済―光と影―』アジア経済研究所
また、他の文献をゼミの第1回目、示す。なお、各自の関心のテーマに関係するものは必要に応じて、紹介していく。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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積極的に発言、討議に参加すること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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学生個人あるいは数人のグループごとに興味に沿って、テーマを決め発表し、ディスカッションを行う。
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