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授業の内容(Course Description) |
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バブル崩壊、経済のグローバル化、情報社会化などにより、日本企業のリスク・マネジメントや保険問題に対する関心は急速に高まってきている。また、少子高齢化の一層の進展、日本型企業経営の見直しや企業の国際競争力の強化、国家財政の見直しなどにより、公的保険と私的保険の役割分担の見直しが急速に進められつつある。こうした変動を踏み込んで深く理解するためには文献購読・討論、実態調査などを通じ、リスク・マネジメント、保険一般、生命保険、企業福祉・企業年金、社会保険・社会保障などに関する知識・理解を深めることが重要であり、本演習はそのための基礎的作業をおこなうことを目的としている。 演習 I では保険一般、リスク・マネジメントに関する和文文献を、また演習 II では社会保険に関する内外の文献を使用する予定である。ただし、受講者全員の希望等を聞いた上で春期および秋期のテーマを最終的には決定する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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リスク・マネジメント、保険一般、主要な保険部門に関する基礎知識を修得し、討論とコミュニケーションの能力を高めることを目標とする。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況、発表内容、討論、レポート、、参加態度などによって評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業中にその都度指示する
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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随時課題を設定し、レポートを提出させ、ゼミ生間で相互に討議させるので、必ず出席し、無断欠席しないこと。ゼミ旅行、合宿、保険会社見学などを予定しているので、これらの行事にも積極的に参加することができ、かつ目的意識や問題意識を持った学生諸君の参加を希望する。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【演習1】 リスクとリスク・マネジメントおよび民間保険に関する基礎知識を習得し、これらと関連するトピカルなテーマを取り上げてグループ研究やその報告討論を行う。 【演習2】 社会保険を取り上げて、その基礎を学び、最近の社会保険改革の動向をグループ学習し報告討論する。
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