1. |
授業の内容(Course Description) |
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戦後の福祉国家の発展と変遷を社会経済変動との関連で検討する。そのなかで社会保険がどのような位置づけを与えられ、発展してきたかを明らかにし、日本の5つの社会保険部門の現状と課題、改革の方向などを議論する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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企業の労務部門と密接に関連する社会保険や労働保険の基礎力をつけることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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事前予習とそれに基づく討論をおこない、レポートなどの提出を求めるので、授業に出席し、議論に参加することを最も重視して評価を行う。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト・参考文献については講義中に指示し、必要に応じて資料などを配布する。なお受講希望者はあらかじめ下和田編『はじめて学ぶリスクと保険〔改訂版〕』有斐閣、2004年、の「第IV部 生活保障システムと社会保険」を読んでおいてもらうと、履修の参考になろう。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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本年度は、学部レベルで社会保険・社会保障論を履修していることを前提に講義するので注意されたい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】~【第3回】 福祉国家、福祉社会における社会保障・社会保険 【第4回】・【第5回】 社会保障システムと社会経済変動 【第6回】~【第14回】 日本の年金・医療・介護保険ならびに労働保険の現状と課題、並びに改革の方向 【第15回】 まとめ(論点の整理と総括)
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