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授業の内容(Course Description) |
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品質経営は、すべての企業、組織の経営に不可欠な取り組みとなっている。特に、日本企業は世界に先駆けて、統計的品質管理及び全社的品質管理(TQM:現在は総合的品質経営ともいう)を発展させ、多くの日本の製品の品質は、世界をリードしている。 また、社会システムの質、医療の質、教育の質なども、品質経営の対象分野として重要になっている。製品・サービスの質、仕事の質、経営の質について考えよう。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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品質を中心とする経営管理とそのマネジメントシステムの基本を理解し、品質管理検定(QC検定)3級に合格できるレベル
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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課題に対するレポートと教室における参画の度合を評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト 山田秀:『TQM品質管理入門』、日経文庫、日経新聞社、2006年 参考書 吉澤正:『ISO14000入門第2版』、日経文庫、日経新聞社、2005年(改訂版) 吉澤他編著:『環境にやさしいものづくりの新展開』−ISO環境適合規格と先端事例、日本規格協会、2004 JIS Q 9001/9004ほか 永田靖:『品質管理のための統計手法』、日経文庫、日経新聞社、2006年
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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発表の十分な準備と討論への参加、事後のレポートに期待する
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 受講者の自己紹介と授業計画 【第2回】 品質経営の発展とTQMのねらい 【第3回】 同上(2) 【第4回】 TQMを支える行動指針と基本的考え方 【第5回】 同上(2) 【第6回】 個々のプロセスをレベルアップする方法 【第7回】 継続的改善 【第8回】 組織全体をレベルアップする方法 【第9回】 方針管理と日常管理 【第10回】 各段階でのTQMのポイント 【第11回】 設計段階と品質機能展開 【第12回】 生産段階及びサービス段階 【第13回】 ISO9001品質マネジメントシステム要求事項 【第14回】 TQMモデルとその効果的な活用 【第15回】 まとめ
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