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授業の内容(Course Description) |
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授業の目的は春学期と同じである。 秋学期では、スポーツやジャーナリズムの根源的な問題を考える。また、「江夏の21球」をテキストに、日本のスポーツジャーナリズムが抱えているさまざまな問題を掘り下げる。特に1980年代にスポーツジャーナリズムは「報道」から「娯楽」に大きく舵を切った点を分析したい。 いちおう下記の授業計画を予定しているが、ホットなスポーツニュースが飛び込んできたら、授業を変更する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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スポーツジャーナリズムの真髄を掘り下げる。パワーポイント、映像を活用して、授業を講義からドラマ仕立てにしたい。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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3分の2の出席を前提に、期末試験、授業中のレポートで評価。詳細はガイダンスで説明する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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原 寿雄『ジャーナリズムの思想』岩波新書 『朝日新聞100年の記事に見るスポーツ人物誌』朝日新聞社 橋本 一夫『日本スポーツ放送史』大修館書店
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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新聞、テレビをよく注意して、スポーツ界で今何が起こっていて、何が問題なのかを常に把握しておいてほしい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス(授業の概要・成績評価法) 【第2回】 スポーツとは何か① 【第3回】 スポーツとは何か② 【第4回】 スポーツジャーナリズムとは何か① 【第5回】 スポーツジャーナリズムとは何か② 【第6回】 スポーツジャーナリズムと広告 【第7回】 「江夏の21球」とスポーツジャーナリズム① 【第8回】 「江夏の21球」とスポーツジャーナリズム② 【第9回】 「江夏の21球」とスポーツジャーナリズム③ 【第10回】 スポーツジャーナリズムの特殊性 【第11回】 スポーツジャーナリストとスポーツ体験 【第12回】 スポーツジャーナリズムと客観報道 【第13回】 スポーツジャーナリズムの未来(娯楽志向の問題点) 【第14回】 まとめ、総括感想文 【第15回】 期末試験と解説
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