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授業の内容(Course Description) |
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管理会計というのは企業内部の経営者をはじめとする関係者に経営情報を提供するためのものである。過去の実績を分析して今後の事業運営に役立てたり、設備投資や将来の事業展開の意思決定のための情報を提供したりするためのものである。財務諸表のように一定の様式や取り決めがあるわけではなく、企業ことにそれぞれに工夫した管理方法を導入しており、それが企業の競争力の重要な要素となっている。TPOに応じた工夫が必要であるが、その根底にあるのは、論理的思考力である。本講座では、論理的思考力を磨いてもらうと同時に、管理会計における簡明で有用な分析手法について解説する。
なお、本講座では算式、グラフ、図形を多用する。少なくとも中学3年生までには習っているはずの次の知識がないと付いてくるのは難しい。
y=ax+bのグラフを書くこと、またグラフを読むこと
ax+b=0を解くこと、a:b=c:xを解くこと、
a(b+c)、(a+b)(c+d)を展開すること、および、展開結果を因数分解すること、
b/a×d/cの分数の掛け算、b/a÷d/cの分数の割り算
三角形、長方形、平行四辺形の面積
三角形の合同、相似
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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ものごとを論理的に整理して考える能力を高める。算式、グラフ、図表で表わす能力を身につける。具体的手法としては、損益分岐点分析、金利計算(年金化、IRRを含む)、要因分析の各手法を習得する。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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期末に行う試験により評価する。場合によっては中間期に1回の試験を行うこともあるが、その場合は遅くとも1週間前の講義の際に予告する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特になし。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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単に単位をとるために授業を受けるというのではなく、脳細胞の若いうちに、ともに脳の筋トレを行いながら、簡明で有用な管理手法を習得するという意気込みで受けてほしい。理屈で考えることの好きな人はその能力を益々高める、苦手な人はそれを克服する、という意気込みで臨まないとこの講義を受ける意味がない。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】
論理的思考について
【第2回】~【第9回】
金利計算
【第10回】~【第15回】
財務諸表ベースの管理指標
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