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授業の内容(Course Description) |
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近年の情報化社会において、インターネットや電子メールは必要不可欠なツールである。しかしながら、インターネットを通じて、なぜ、ウェブサイトを閲覧することができるのか、なぜ、電子メールを瞬時にして送受信することができるのかなど、情報ネットワークの基本的な原理については、案外知らないことが多い。そこで本講義では、インターネットを支える仕組みを、クライアントからサーバに至る過程を追いながら解説する。また、本講義は教職科目でもあるので、高等学校「情報」の学習指導についても考えていきたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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インターネットや電子メールの仕組みを理解することが、本講義の目標である。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験の結果を基本とする。ただし、必要に応じて講義中に小テスト・小レポートを課し、それも評価に加える。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献:戸根勤著『ネットワークはなぜつながるのか 第2版』,日経BP社,2008,445p
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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本講は講義形式で行うため、パソコンの操作を求めない。なお、講義の円滑な理解のために、「情報ネットワークII 」を先行受講しておくことが望ましい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 ADSL回線の構造と動作 【第3回】 FTTH回線の構造と動作 【第4回】 アクセス回線で用いるPPPとトンネリング(1) 【第5回】 アクセス回線で用いるPPPとトンネリング(2) 【第6回】 プロバイダーの内部 【第7回】 プロバイダー同士の接続 【第8回】 ファイアウォール 【第9回】 サーバーの負荷分散(1) 【第10回】 サーバのー負荷分散(2) 【第11回】 コンテンツ配信サービス 【第12回】 サーバーの受信動作(1) 【第13回】 サーバーの受信動作(2) 【第14回】 ウェブサーバーによるレスポンスメッセージの受信 【第15回】 まとめ
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