1. |
授業の内容(Course Description) |
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経済学の諸理論をベースにしながらも、経済学の周辺領域の学問も織り交ぜながら、観光活動にみられる経済的に特有な諸々の現象や矛盾を分析して、観光経済発展のための条件やその法則性を説明します。 春季において、観光経済学の基礎を学び、秋季において、その応用編として、観光産業の特性や地域経済効果などを学ぶので、可能なかぎり通年で授業に参加してもらいたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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日本において、昨年、観光庁が設置されたように、国や地方において、観光からの地域振興が重要視されている。学生は、観光の視点から経済学を見直し、地域振興に具体的提言ができるよう、学んでほしい。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業で何回かおこなう小テストが30%、最終試験が70%、出席率の高い学生は、試験に加点する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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河村 誠治『観光経済学の基礎』を中心に、必要に応じて、授業時に適宜、レジメを配布する。 溝尾良隆『観光学 基本と実践』を参考図書とする。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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帝京大学の学生として、恥ずかしくない態度で、授業には臨んでもらいたい
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 春季授業のガイダンス、観光経済学とは 【第2回】 観光経済学の周辺―観光とは、ツーリストとは 【第3回】 観光経済学の周辺―観光および観光産業の効果 【第4回】 観光商品の特性 【第5回】 観光商品の構成要素 【第6回】 観光需要とは 【第7回】 観光供給とは 【第8回】 観光商品の需給関係 【第9回】 観光価格の決定メカニズム 【第10回】 観光価格の設定方法 【第11回】 観光消費の特徴と構造 【第12回】 観光投資のためのスタディと投資案件の評価法 【第13回】 観光マーケット 【第14回】 観光収入とその分配 【第15回】 春季のまとめ
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