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授業の内容(Course Description) |
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文化とは、学問・芸術など、人間の精神の働きによって作り出され、人間生活をたかめていくうえでの新しい価値を生みだしてゆくもの。地域においては、そのすぐれた文化を継承ないしは創出することが大切で、旅行者はそのすぐれた文化を見、学び、個人を成長させる。他者の異文化理解に努める姿勢が必要で、この姿勢が平和への道である。 秋季は、外国を中心に観光文化論を展開する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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あるときは旅行者として異文化を理解し、あるときは地域の文化の担い手として、学生諸君も果たす役割が生じるので、本授業をしっかりと学ぶこと。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業中に行う小テストが30%、定期試験が70%である。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献:北川宗忠『観光・旅の文化』 必要に応じ、レジメを配布する
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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帝京大学の学生としての誇り・態度をもって、授業に臨むこと
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 文化と観光文化 【第2回】 世界観光史と文化の伝播(1) 【第3回】 世界観光史と文化の伝播(2) 【第4回】 巡礼の旅 【第5回】 イギリスのグランドツアー 【第6回】 旅行の大衆化と団体旅行 【第7回】 ワンダーフォーゲル運動とユースホステル 【第8回】 観光におけるホスト・ゲスト論 【第9回】 海浜リゾートにおける滞在経験 【第10回】 ヒルステーションと外来文化 【第11回】 歴史的宿泊施設―パラドールほか 【第12回】 外国・食文化論 【第13回】 オリエンタリズム 【第14回】 真正性と観光 【第15回】 まとめ
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