Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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地域観光計画論A 溝尾 良隆
選択必修  2単位
【観光経営】 09-1-1130-1698-09

1. 授業の内容(Course Description)
 春季では、観光の基本を学んだあとに、町並み観光地、都市観光地、リゾート、温泉地について、国内外の現状を把握し、課題と今後のあり方について、講義する。各テーマが終了したときに、写真から事例を見、みずからの考えをレポートにまとめる。なお、地域計画は総合的になるので、秋季の授業も受講するのが望ましい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 観光による地域振興計画を策定するには、地域の観光資源から成立している観光地をタイプ別に、来訪者の動向、観光地の現状と課題を把握し、望ましい方向が提案できなければならない。そのような提案ができるようにするのが授業の目標である。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 タイプ別観光地が終了した時点で提出するレポートが30%、定期試験が70%となる。出席の高い学生は、試験に加点する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 溝尾 良隆『観光学ー基本と実践』(古今書院)を主とし、溝尾 良隆『観光まちづくりの現場 新治村・佐渡市・琴平町・川越市』(原書房)も参考にする。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業に参加する態度は、一般常識(遅刻、早退、携帯の使用、おしゃべりなど)で判断してもらいたい。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 春季授業に関するガイダンス、観光とは
【第2回】
 観光とは、観光資源とは、観光地の成立要因
【第3回】
 町並み観光地登場の背景―伝統的建造物群保存地区
【第4回】
 町並み観光地―寺社町、世界文化遺産
【第5回】
 町並み観光地の事例紹介とまとめ、レポートの作成
【第6回】
 都市観光地登場の背景、都市の魅力創出
【第7回】
 都市観光地―神戸市と横浜市
【第8回】
 都市観光地のまとめとレポート作成
【第9回】
 リゾートとは、日本でなぜリゾートが形成されないか
【第10回】
 人間にとってリゾートの必要性
【第11回】
 リゾートのまとめとレポート作成
【第12回】
 日本の温泉地の課題
【第13回】
 東アジアの温泉地
【第14回】
 欧米の温泉リゾート
【第15回】
 温泉地のまとめとレポートの作成