Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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法職行政法D
(法職行政法 IV)
小坂 紀一郎
選択  2単位
【法律】 09-1-1210-0208-08

1. 授業の内容(Course Description)
 我が国で行われている法律の大半は、行政法だと言われる。だから、行政法を学ぶことは世の中を勉強することにつながる。どんな職業に就くとしても関連する行政法が存在する。不動産業なら宅地建物取引業法、食品・飲食店関係なら食品衛生法というように。特に、公務員志望の諸君にとっては、必ず試験に出るので必須科目である。
 しかし、この行政法、社会経験に乏しい学生諸君にとって、とかく、とっつきにくく、飲み込みにくいと嘆かれる。この法職行政法C・Dでは、行政法の全体像をできるだけ分かり易く、新聞記事や映像によって身近な話題を取り上げながら、紹介する。
 また、要点を講義することと併行して、判例を学び、過去問によって知識を確かなものにする。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 行政法の基礎知識を十分に消化し、自分のものとすることで、各種資格試験にも耐える実力をつける。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 定期試験(70%)+授業貢献度(報告・発言内容・出席状況など)(30%)
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
(1)教科書 芝池 義一 編 『判例行政法入門 第4版増補版』 有斐閣
(2)参考書 原田 尚彦   『行政法要論 全訂第6版』 学陽書房
(3)印刷教材(小坂作成)『法職行政法の要点』「参照条文」
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
(1)私語その他教室にふさわしくない行為は厳禁する。違反者は退室を命ずる。
(2)教科書・印刷教材・六法全書を必ず持参すること。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 行政手続
【第2回】
 情報公開
【第3回】
 行政救済法の概観
【第4回】
 行政不服申立
【第5回】
 行政争訟①
【第6回】
 行政争訟②
【第7回】
 行政争訟③
【第8回】
 中間試験
【第9回】
 行政争訟④
【第10回】
 国家賠償①
【第11回】
 国家賠償②
【第12回】
 国家賠償③
【第13回】
 損失補償①
【第14回】
 損失補償②
【第15回】
 まとめ・定期試験