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授業の内容(Course Description) |
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我が国で行われている法律の大半は、行政法だと言われる。だから、行政法を学ぶことは世の中を勉強することにつながる。どんな職業に就くとしても関連する行政法が存在する。不動産業なら宅地建物取引業法、食品・飲食店関係なら食品衛生法というように。特に、公務員志望の諸君にとっては、必ず試験に出るので必須科目である。 しかし、この行政法、社会経験に乏しい学生諸君にとって、とかく、とっつきにくく、飲み込みにくいと嘆かれる。この法職行政法C・Dでは、行政法の全体像をできるだけ分かり易く、新聞記事や映像によって身近な話題を取り上げながら、紹介する。 また、要点を講義することと併行して、判例を学び、過去問によって知識を確かなものにする。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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行政法の基礎知識を十分に消化し、自分のものとすることで、各種資格試験にも耐える実力をつける。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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定期試験(70%)+授業貢献度(報告・発言内容・出席状況など)(30%)
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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(1)教科書 芝池 義一 編 『判例行政法入門 第4版増補版』 有斐閣 (2)参考書 原田 尚彦 『行政法要論 全訂第6版』 学陽書房 (3)印刷教材(小坂作成)『法職行政法の要点』「参照条文」
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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(1)私語その他教室にふさわしくない行為は厳禁する。違反者は退室を命ずる。 (2)教科書・印刷教材・六法全書を必ず持参すること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 行政手続 【第2回】 情報公開 【第3回】 行政救済法の概観 【第4回】 行政不服申立 【第5回】 行政争訟① 【第6回】 行政争訟② 【第7回】 行政争訟③ 【第8回】 中間試験 【第9回】 行政争訟④ 【第10回】 国家賠償① 【第11回】 国家賠償② 【第12回】 国家賠償③ 【第13回】 損失補償① 【第14回】 損失補償② 【第15回】 まとめ・定期試験
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