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授業の内容(Course Description) |
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アメリカの軍事力と軍事戦略を理解することは、世界の安全保障政策を研究する場合に欠かせない。米国の世界戦略の内でも中近東地域および中国に対するものは、わが国の安全保障にとって極めて重要である。米国は中国に対してどのような戦略を採るであろうか。中国はどのようにして米国に対応して行くであろうか。とくに、台湾海峡の問題、中国と東南アジア諸国との関係、インド・パキスタンの関係について研究しておく必要がある。それぞれの問題についての論議も大切であるが、本研究では個人毎の資料収集・研究発表の要領など、研究の方法論を個人ごとに指導することも狙っている。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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各自に与えられたテーマについて、資料を「収集」し、「分析」し、要点をパワーポイントにより「映像化」し、グループ毎に「討議」し、クラスの前で「発表」できる能力を身に付けさせる。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への出席状況を重視する。出席率・小テスト・期末試験の成績を総合的に評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考書 志方俊之著 『無防備列島』(海竜社) 参考書 志方俊之著 『日本はこのままでは生き残れない』(PHP研究所)
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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出席率を最重視する。「地域政治論研究AII」を受講した者は、なるべく春期に「地域政治論研究A I 」を受講することを希望する。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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以下の項目を、ほぼ1週間に一つのペースで進める。 【第1回】 個人研究テーマの決定要領ガイダンスと決定 【第2回】 アメリカの軍事力(核戦略) 【第3回】 アメリカの軍事力(通常戦力) 【第4回】 アメリカの軍事戦略(地域毎の戦略概観) 【第5回】 アメリカの軍事戦略(対中東戦略) 【第6回】 アメリカの軍事戦略(対中国戦略) 【第7回】 アメリカの軍事戦略(日米同盟) 【第8回】 個人発表(その1) 【第9回】 個人発表(その2) 【第10回】 個人発表(その3) 【第11回】 個人発表(その4) 【第12回】 綜合討議とグループ発表の実施(その1) 【第13回】 綜合討議とグループ発表の実施(その2) 【第14回】 綜合討議とグループ発表の実施(その3) 【第15回】 まとめ
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