Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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Grammar I 藤谷 道夫
必修  1単位
【外国語】 09-1-1210-0465-01

1. 授業の内容(Course Description)
 さまざまな種類の英文を読みながら、文法解説を行う。すべての文構造(構文)、文法構造が一語一語まで一点の曇りもないように解説を行う。
 しかし、文法知識だけでは、英文を完全に理解することも、正確に英文を書くことも、実は不可能である。言葉は単なる規則の集積ではないからである。文法はあくまで路線図、見取り図にすぎない。それを基にして、運用は、実際の語用による。どんなに文法に誤りがなくとも、そのように誰も言わないということはよくあることである。これが文法の限界でもある。それゆえ、書かれたものに対する文法解説を行いながら、並行して、実際の言葉の運用(語用)についても適時解説を加えながら、文法では足らない点を補っていくつもりである。
 また、この授業固有の特徴は次の2点である。
①語源的な解説を適時施していく。(これによって文化的背景と思考法を語ることができるようになる。)
②歴史的な文脈から文法の概念把握を明確にする。(すなわち、「~とは何か」を問う。)
 何においても基礎が最も重要であることは言うまでもない。基礎力とは概念の的確な把握によって測られる。このため、物事の概念把握をきっちりと説明していく。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 通常の英文において、各自が文法的にすべての関係を説明できるようにする。とりわけ、自分が理解できるだけではなく、それを解りやすく他人に教示できるようになることを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席および平常点。言うまでもなく、期末試験。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:すべてプリントで配布する。
 参考文献:(電子辞書ではなく)紙の辞書を持ってくること。
 辞書は『ウイズダム英和辞典(第2版)』(三省堂)と『ロングマン英和辞典』(桐原書店)が最も優れている。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 恒常的出席と清聴を要望すると同時に、予習を必ず行うこと。
 予習なしでは学習効果は半減してしまうため。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 introduction
 英語の歌を使ってのリスニングと和訳および文法解説。
【第2回】
 英語の歌を使ってのリスニングと和訳および文法解説。
【第3回】
 Native Americanの文章を読みながらの文法解説。
【第4回】
 Native Americanの文章を読みながらの文法解説。
【第5回】
 Native Americanの文章を読みながらの文法解説。
【第6回】
 オバマ大統領の就任演説を読みながらの文法解説。
【第7回】
 オバマ大統領の就任演説を読みながらの文法解説。
【第8回】
 オバマ大統領の就任演説を読みながらの文法解説。
【第9回】
 オバマ大統領の就任演説を読みながらの文法解説。
【第10回】
 マーチン・ルーサー・キング牧師の演説を読みながらの文法解説。
【第11回】
 マーチン・ルーサー・キング牧師の演説を読みながらの文法解説。
【第12回】
 マーチン・ルーサー・キング牧師の演説を読みながらの文法解説。
【第13回】
 『独裁者』でのチャールズ・チャップリン演説を読みながらの文法解説。
【第14回】
 『独裁者』でのチャールズ・チャップリン演説を読みながらの文法解説。
【第15回】
 試験とまとめ