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授業の内容(Course Description) |
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日本の社会保障は、社会保険に大きく依存している。これまで、5つの分野(医療、年金、介護、労災、雇用)に社会保険制度が導入されてきた。社会保険法Bでは、これらの社会保険のうち、医療保険、年金を主として取り上げ、その制度の概略と法的問題点を論じていく。介護保険法も必要に応じて取り上げる。
なお、社会保険法の全般的理解のためには、A、Bと継続して履修することが望ましい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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社会保障における社会保険の位置とその全体像を理解し、そのうえで、医療、年金、介護の各制度の基本知識を身につけることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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定期テスト(80%)、出席状況および授業への参加・発言状況(20%)を総合勘案して評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:プリントを配布する。
参考文献:講義の中で指示する。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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「六法(最新版)」全書を持って授業に参加するように。社会保険法の性質上、技術的な側面も多いので、休まないよう継続して参加して欲しい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】
ガイダンス
【第2回】
社会保障の歴史と体系
【第3回】
社会保険法の概要
【第4回】
雇用保険法①
【第5回】
雇用保険法②
【第6回】
医療保険法概論 健康保険法①
【第7回】
健康保険法②
【第8回】
国民健康保険法①
【第9回】
国民健康保険法②
【第10回】
年金法総論
【第11回】
国民年金法
【第12回】
厚生年金法①
【第13回】
厚生年金法②
【第14回】
介護保険法
【第15回】
まとめ
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