1. |
授業の内容(Course Description) |
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憲法Bでは、前学期の憲法Aに引き続き、芦部信喜著・高橋和之補訂『憲法(第4版)』(岩波書店)を用いて、その後半部分の、基本的人権のうちの人身の自由・国務請求権・参政権・社会権等と、統治機構(国会・内閣・裁判所・財政・地方自治)、憲法の保障等について講義を行う。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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国会、内閣、裁判所や、地方自治等の憲法上の制度について、わが国の実態に即して理解するとともに、諸外国との比較の上で、今後の改革の方向についても考える能力を身につけることが目標である。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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定期試験により成績評価を行う。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストとして、芦部信喜著・高橋和之補訂『憲法(第4版)』(岩波書店)を用いる。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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なにより、授業に出席して講義を聴くことが大切である。
また、学説の対立の中で、自らの価値判断に基づいて論理的な結論を導き出せるよう、心がけてほしい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】
人身の自由
【第2回】
国務請求権
【第3回】
参政権
【第4回】
生存権
【第5回】
教育を受ける権利、労働基本権
【第6回】
権力分立の原理、国会の地位
【第7回】
国会の組織と活動等
【第8回】
行政権と内閣
【第9回】
議院内閣制
【第10回】
司法権の意味と範囲
【第11回】
裁判所の組織と権能
【第12回】
財政
【第13回】
地方自治
【第14回】
憲法の保障
【第15回】
今学期のまとめ
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