Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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文章表現A 小池 寛治
選択必修  2単位
【法律】 09-1-1210-0683-03

1. 授業の内容(Course Description)
 「言葉」は人間社会のコミューニケーションの道具です。自分の頭の中にあるイメージや情報を整理し、読む相手や聞く相手に対し、よく分るように正確に伝える必要があります。また、学生諸君は、良いレポートや論文を書きたいし、また、社会人になった時にふさわしい上手な文章を書きたい。では、どのようにしたら「分かりやすく正確な文章」を書けるのだろうか?そのためにはどういう工夫や努力をしたらいいのだろうか?皆が思い悩んでいることです。
 そのためには、先ず、日本語の成り立ちや文法を理解する必要があり、また、考える力をつけ、書く練習を欠かさず行う必要があります。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 春学期の授業では、上手な文章を書くための基礎知識を学びます。毎回、小作文やグループ討論・作文形式で、相手の主張をきちんと理解する能力及び自分の主張を論理的に説明する能力を身につける訓練をします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席率30%、授業への貢献度30%、小テスト・宿題・期末テスト40%で評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 教科書:『上手な文章を書きたい!』 後藤 禎典 著 光文社新書(¥750)
 授業に用いるので必ず購入してください。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 私語と携帯電話は禁止します。もし違反した学生には適切な処置を取ります。
 新聞を毎日読むこと。授業では毎回カレント・トピックを解説し、また、作文の課題としても取り上げます。
 授業には、教科書及び国語辞典を持参すること。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 必ず出席して下さい。オリエンテーション及び学生の自己紹介。小作文やグループ討論・作文をし、これを毎回繰り返します。小テストを春学期中に3~4回実施します。
 教科書に沿って「日本語の文法」及び「書くための『理屈』とメモの作成の仕方」
【第2回】・【第3回】
 「書くための基礎知識―文の成分(文章、文、文節)」
【第4回】・【第5回】
 「文の種類―いわゆる『ねじれ文』を無くすには」
【第6回】~【第8回】
 「文と文とのつなぎ方」
【第9回】・【第10回】
 「上手な文章の条件」
【第11回】・【第12回】
 「分かりやすく説明する」
【第13回】・【第14回】
 「正確に説明する」
【第15回】
 総括・期末テスト