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授業の内容(Course Description) |
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人口の減少に直面する日本が経済成長の著しい中国・インド等の新興国に伍してこれからも存在感を示し続けるためには、創意工夫が必要であり、国民一人ひとりが『起業』の精神をもたなくてはならないであろう。
平成17年に制定された会社法は、最低資本金制度を撤廃し、合同会社という新形態の会社を認める等、『起業』を助成する側面をもつ。
また、大多数の学生は、卒業後企業に勤務することになると思うが、そこでは株主総会や取締役会の運営に携わり、決算実務を担当し、時には関連会社を設立する等、会社法の理解を必要とする機会に遭遇する。
詳しい規定はその時に見直すとしても、大学で大筋の考え方を学んでおけば、落ち着いてことに当たることができるであろう。
会社法の学習は、将来ビジネスに携わる者にとって必要不可欠である。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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会社法の目的と仕組みの概略を理解することが第一の目標で、事例をみて適用条文を思い浮かべられることが第二の目標である。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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14回目(1月12日)の講義で実施する予定のテストの成績により評価する。詳しくは学期の初めに説明する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:森 淳二朗・吉本 健一 編『会社法・エッセンシャル』有斐閣ブックス
参考文献:江頭・岩原・神作・藤田 編『会社法判例百選』(別冊ジュリスト)有斐閣
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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講義中に条文を引用し確認させるので、必ず『六法』とテキストを持参すること。『六法』は、テストでも持込み可とするので絶対に必要であり、参照条文が十分に付記されたものが望ましいが、持運びの利便性を優先する場合には『セレクト六法』レベルでもよい。なお、必要に応じてプリントを配布するが、これはテキストを補完するものであり、代替するものではない。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】・【第2回】
募集株式の発行
【第3回】
新株予約権
【第4回】
株主総会
【第5回】
会社のその他の機関
【第6回】
委員会設置会社
【第7回】
取締役等の損害賠償責任
【第8回】
会社法による内部統制システム
【第9回】
企業統治のまとめ
【第10回】
計算
【第11回】
持分会社
【第12回】
社債
【第13回】・【第14回】
組織再編
【第15回】
秋学期のまとめ
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