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授業の内容(Course Description) |
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民法は、私法の基本法であり、民法の考え方を理解することは他の法律科目を学ぶ上でも極めて重要である。 テキストは事例形式であり、具体的設例を題材にして民法全般にわたる解釈のトレーニング、民法の体系的理解、リーガルマインドを養うことを目的とする。 下記テキスト(民法総則から親族相続まで、民法全体をカバーしている)を2年間でマスターする。 今年はその2年目で、債権法(債権総論、契約各論)を中心に学ぶ。 設例に関連して、裁判実務、弁護士実務で論点となっている話題にも言及する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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債権総論および契約各論の基本的事項を体系的に習得する。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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定期試験(70%)、出席率受講態度(30%)の目安で総合して判定する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト・田山 輝明 『民法入門ゼミナール[改訂第2版]』 実務教育出版 参考文献・基本書は特に指定なし
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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予習として、テキストの事例を理解してくること(図解化してみること)。 授業時は必ず六法も持参すること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業の進め方、学習方法について 【第2回】 売買・担保責任・債務不履行・相殺(テキスト17講) 【第3回】 同 【第4回】 賃貸借・使用貸借・敷金(テキスト18講) 【第5回】 同 【第6回】 契約の成立・手付・供託・和解(テキスト16講) 【第7回】 同 【第8回】 先取特権・債権者代位権・債権者取消権・債権譲渡(テキスト13講) 【第9回】 同 【第10回】 第三者のためにする契約・同時履行の抗弁権・留置権・不動産先取特権・解除(テキスト14講) 【第11回】 同 【第12回】 危険負担制度・請負人の危険負担と担保責任(テキスト15講) 【第13回】 同 【第14回】 まとめ 【第15回】 総まとめ
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