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授業の内容(Course Description) |
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法学を勉強する場合、まず初めに「法とは何か」ということから考え、法の目的や種類などを頭に詰め込んでいく方法が一般的です。もちろん、こういった知識も重要なのですが、最初から無理やり知識を詰め込むと興味を失ってしまうおそれがあります。そこで、この法学 I では、「what」形式ではなく、「why」形式で進めていこうと思います。たとえば、「法とは何か」という問いではなく、「なぜ法が必要なのか」という観点から学んでいくということです。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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法を学ぶとはどういうことなのかを考えます。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験 レポートOR中間テスト
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業内に指示する
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 調整手段としての法―信号が青いと渡れるのはなぜ? 【第2回】 多数決の可能性―多数決はいつも正しい? 【第3回】 説明責任の意義―世の中知らないことばっかり? 【第4回】 最適な選挙制度の模索―今の選挙制度って?? 【第5回】 女性専用車両の妥当性―間違えて乗ると大変なあれっていいの!? 【第6回】 知的財産をめぐって―ITは大事? 【第7回】 メディアと法―メディアに流されてない? 【第8回】 自己決定の範囲―自分のことはどこまで自分で決定できる? 【第9回】 先例拘束の法理―伝統は強い? 【第10回】 複雑な国際私法―外人と結婚するとどこの国の法が適用される?? 【第11回】 現代型訴訟①―コーヒーに火傷注意って書かないと、さあ大変?? 【第12回】 現代型訴訟②―タバコに健康への注意書きを書かないと、さあ大変?? 【第13回】 法と緊急事態―備えあれば憂いなし? 【第14回】 法と経済学―効率的に考えれば万事うまくいく? 【第15回】 原理とルール―原理とルールって?
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