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授業の内容(Course Description) |
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外国語と日本語とでは話が通じないのは当然ですが、同じ日本語を使っているのにコミュニケーションが成り立たないなどということがあります。単語の意味が理解されなければもちろん話は通じません。ある人が農村の講演会で「土壌(どじょう)」について話をしたら、講演の後で、質問に来た人が、「先生はどの種類の「泥鰌(どじょう)」について話していたんかね」と言ったそうです。単語の意味はお互い理解していても若者と年輩の者との間に話の行き違いが起こることもあります。ビデオなども利用して考えていきたい。 今期は、まず、コミュニケーションにおいて大切な敬語についていろいろな方面から見ていくことにしたい。 この科目は教職科目(国語)の一つともなっているので、国語教員として知っておくべき現代の日本語の音韻・文法・文章・語彙・文字・方言などについても述べる。そうしてまた、日本語の歴史についてもその要点についてふれていく。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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最低限の敬語は使えるようになること。それは、敬語を含め、ただ、ことばを巧みに操れればよいというものではない。ことばの運用という点で言えば、詐欺師は一種のプロといってもよいであろう。言葉を用いないコミュニケーションもあるのだ。お辞儀、簡単な挨拶、帝京大学では、かつて挨拶キャンペーンが行われていたが、相手に対して敬意、思いやりをもって接していけるようにしたい。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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小テスト(70点) 出席(30点)
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『私たちと敬語』(新「ことば」シリーズ21)(国立国語研究所 ¥476)
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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(電子)辞書を持参して下さい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 「あいさつ」とは何か、ことばの補助としての身振り・手振り 【第2回】 話し言葉と書き言葉 【第3回】 電話によるコミュニケーション 【第4回】 手紙によるコミュニケーション 【第5回】 メールによるコミュニケーション 【第6回】 手紙と葉書 【第7回】 筆記用具としての万年筆・ボールペン・鉛筆 【第8回】 あなたにとってケータイとは? 【第9回】 映画『東京物語』をビデオで見る。 【第10回】 『東京物語』の各人物の言葉遣いについて 【第11回】 依頼文を書く 【第12回】 面接における言葉遣い 【第13回】 世代間のコミュニケーション 【第14回】 平仮名・片仮名・漢字について 【第15回】 まとめ
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