Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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日本語表現法 II 坂梨 隆三
選択必修  2単位
【日本文化】 09-1-1310-0240-12

1. 授業の内容(Course Description)
 1 電話の受け答え・メモの取り方・取材の仕方を習得する。
 2 原稿用紙の使い方を、手書き・ワープロ書きなどで習得する。
 3 漢字・四字熟語の読み書きと意味、さらにことわざを習得する。
 4 文章の要旨のとらえ方のコツを学ぶ。50~100字の文章要約を繰り返し行う。

 (最近、図書館の新聞などを利用する学生が、新聞を持ち去り、あるいは、一部を抜き取るようなことが起きている。よい、レポート・発表のためでもあろうが、それを利用する他の人のことを考えるべきである)
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 学生の討論をできるだけ行うようにする。自分の考え・意見を的確に言い、また、書くことができるようにする。また、他者の意見をよく聞き、理解し、自分の意見を相対化できるようにする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席、口頭発表、提出レポート・作文などを総合して判断する。欠席が5回に達したら失格とする。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」〈第14集〉』 竹内政明【著】中央公論新社 760円
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 (電子)辞書を持ってくること。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 各自の夏休みについて作文を書く。
【第2回】
 目下。もっとも気になることがら(政治、社会現象など)について書き、発表する。
【第3回】
 推敲の仕方について考える。
【第4回】
 いかにすれば簡潔な文章が書けるかをい学ぶ。
【第5回】
 テキストを読み、文章の展開の仕方を学ぶ。
【第6回】
 重要な漢字の書き取りをする。
【第7回】
 難解な漢字の読みを考える。
【第8回】
 夏目漱石の手紙を読む。
【第9回】
 仮名遣いについて考える。
【第10回】
 謙譲語にうちて考える。
【第11回】
 美化語について考える。
【第12回】
 間違いやすい敬語について考える。
【第13回】
 接続詞、助詞の使い方について考える。
【第14回】
 高校時代の恩師に宛てた、近況報告の手紙を書かせる。
【第15回】
 年賀状を書かせる。「正月元旦」という言い方、「平成廿十二年」という書き方について。