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授業の内容(Course Description) |
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『三丁目の夕日』という映画がその続編とともに話題になりましたが、昭和という時代は結局どういう時代だったのでしょうか。この授業では春期に引き続き、映画や小説などを素材にしてそれを学んでいきたいと思います。 授業中にたくさんの作品に接して昭和の核心にあったものをつかみとってください。それはこれからの日本のあり方を考える上で大切な糧となることでしょう。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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昭和期の文化のポイントを理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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レポートによって評価します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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筒井 清忠『二・二六事件とその時代』ちくま学芸文庫 筒井 清忠『近衛文麿』岩波現代文庫
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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討論に積極的に参加してください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 日米合作映画『トラ!トラ!トラ!』と黒澤 明 【第2回】 『ハワイ・マレー沖海戦』と東宝特撮映画の系譜 【第3回】 東宝映画『軍閥』と日米開戦の実相 【第4回】 『零戦燃ゆ』と空の戦い 【第5回】 『太平洋戦争、奇跡の作戦・キスカ』と戦争放棄につながるもの 【第6回】 『陸軍中野学校』と日本の諜報活動 【第7回】 『決戦の大空へ』と予科練 【第8回】 戦時期娯楽映画の諸相 ―『ハナ子さん』他 【第9回】 特攻隊映画の歴史(1)―『最後の帰郷』 【第10回】 特攻隊映画の歴史(2)―『雲流るる果てに』 【第11回】 『日本のいちばん長い日』と終戦 【第12回】 反戦映画の系譜(1)―『きけ、わだつみの声』 【第13回】 反戦映画の系譜(2)―『ひめゆりの塔』『二十四の瞳』 【第14回】 『私は貝になりたい』とBC級戦犯の悲劇 【第15回】 『東京裁判』
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