Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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教育学演習A 杉本 真理子
選択  2単位
【教育】 09-1-1330-0295-02

1. 授業の内容(Course Description)
 本演習では、教育心理学の「発達」の領域についての理解を深めることを目指します。具体的には、まず、テキストを用いて、発達心理学の領域を概観します。次に、グループ活動により、テキスト各章より自分たちでテーマを選択し、文献や資料を集めて研究を進めた上で(関連学会誌の論文を最低1つは読むこと)、1コマ(90分)を使って発表と討論を行います。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 発達研究の資料収集と分析の方法について知る。
 発達心理学、教育心理学、発達臨床心理学、保育学などの分野の学術論文を読み、理解できる。
 自分で収集した情報を整理し、発表したり、討論する力を養う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 各自の授業参加態度(20%)、グループ研究活動・発表内容・発表のまとめ(40%)、試験とレポート(40%)を総合して評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:『新版発達心理学への招待』柏木 恵子・古澤 賴雄・宮下 孝広 ミネルヴァ書房
 参考文献:必要に応じて紹介します。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 毎回発表予定の部分のテキストと文献は、全員が必ず読んでおき、討論に参加して下さい。演習は大学の授業の中で大変重要な意味を持っていますので、全員が自覚し、活発な演習にしていきましょう。
 また、卒業研究を教育心理学・発達心理学・保育の領域で行ないたいと考えている方は、ぜひ演習でも関連する領域の演習を履習して下さい。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 導入
 ・本演習履修上の注意。
 ・履修メンバーを相互に知るための自己紹介。
【第2回】
 発達心理学とは
 ・発達研究の全体を把握するため、テキストに目を通す。
 ・各自興味を持ったいくつかのテーマの章を読む。
【第3回】
 図書館ガイダンスとグループ分け、研究テーマの決定
 ・図書館での文献探しの方法を知る。
 ・グループのメンバーを決める。
 ・グループ研究のテーマとしてテキスト30章の中より1章を決める。
【第4回】~【第7回】
 グループ活動のよる発表準備
 ・各グループのテーマについて、テキストを理解した上で文献を集め研究を進める。
 ・発表のための計画を練り、教材を用意する。
 ・発表の練習をする。
【第8回】~【第14回】
 グループ研究の発表と討論
 ・各グループの研究発表をする。
 ・発表内容に関しての質疑応答、討論を行う。
 ・発表について各自コメントを記入する。
【第15回】
 まとめ
 ・全グループの研究発表を振り返る。
 ・本演習で各自が学んだことをまとめる。
 注:履修者の人数により、予定を変更することがあります