Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
保育内容の指導法(人間関係 II ) 芦澤 清音
選択  2単位
【教育】 09-1-1330-1556-08

1. 授業の内容(Course Description)
 人間関係Iで、保育者と子ども、子ども同士の人間関係の発達について学んだ。人間関係IIでは、前半で、一人の子どもが園生活を通して、成長発達していく様子をビデオの映像を通して学び、子どもの人間関係の変化について具体的理解を深める。また、子どもと保育者のかかわりや子ども同士のかかわりのエピソードを分析し、子ども達の発達を支える保育者の役割について考え、理解する。後半では、グループワークを通して、人間関係Iで試みた保育計画の立案をさらにすすめ、園生活全般を通して、人とかかわる力を育てる保育の計画について考え学んでいく。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ビデオの場面を記録する練習を通して、園生活における子どもの行動観察やエピソード記録を作成することができる。園生活全体を通して、子どもが人間関係を広げていくことを具体的に理解し、保育者の役割について実践的なイメージを持つことができる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業への参加度、指導案、学期末テストを総合して評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト 『教育要領・保育所保育指針<原本>〈平成20年告示〉』チャイルド社
 授業で、紹介する。また、適宜プリントを配布する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 本講義受講前に、保育内容の指導法Iの全領域を受講していることが望ましい。
 保育への関心を持ち、授業に問題意識をもって積極的に参加してもらいたい。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 観察記録の取り方
【第3回】~【第10回】
 ビデオをみながら、記録をることを通して子どもを理解し、保育を分析する
 3歳児前半の子どもとクラスの様子
 3歳児後半の子どもとクラスの様子
 4歳児の子どもとクラスの様子
 5歳児の子どもとクラスの様子
 ・エピソード記録をとる
 ・子どもを理解する
 ・保育者のかかわりと意図を理解する
 ・保育全体を分析する
【第10回】・【第11回】グループワーク
 人間関係を育てる保育を考え、指導案を作成する
【第12回】~【第14回】
 指導案の発表と模擬保育
【第15回】
 まとめ・学期末テスト