Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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多文化・多言語社会と日本 I 土屋 千尋
選択  2単位
【教育】 09-1-1330-1586-03

1. 授業の内容(Course Description)
 日本には外国をルーツとしたおおくの人々がくらしている。彼らは、どのような経緯で入国し、どのような状況で生活しているのだろうか。彼らの現状と日本側のとりくみをしることでおなじ地域社会にいきる住民同士、どのような地域社会、日本社会をつくりあげていくことができるのか、その可能性をさぐっていく。春学期では、外国人のおかれた立場について、人権・法律・労働・医療・教育などの様々な視点から、理解をふかめ、具体的なとりくみ事例についてまなぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 外国人住民とともにいきる日本社会の一市民として、とりくむべき課題をみつけ、どのように解決していくか受講生同士、知恵をだしあいながら、考察していくことができる
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点(授業へのとりくみ、課題提出)70%、期末試験(レポート)30%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:多文化共生キーワード事典編集委員会編『多文化共生キーワード事典』明石書店 
土屋 千尋 編『つたえあう日本語教育実習―外国人集住地域でのこころみ』明石書店
 参考文献:田中宏『在日外国人』岩波新書 梶田孝道・丹野清人・樋口直人『顔の見えない定住化』名古屋大学出版会
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 WebCTによる課題提出をもとめるので、情報処理センターにて、学内LANに接続可能なユーザID/パスワードを取得していること。第1回目の授業時にWebCTの登録手つづきをおこなうので、履修希望者はかならず出席すること。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 講義の目的、オリエンテーション
【第2回】
 多文化化する日本−人の移動と定住
【第3回】
 日本にくらす外国人住民 ニューカマー
 その1
【第4回】
 日本にくらす外国人住民 ニューカマー
 その2
【第5回】
 日本にくらす外国人住民 ニューカマー
 その3
【第6回】
 日本にくらす外国人住民 ニューカマー
 その4
【第7回】
 日本にくらす外国人住民 ニューカマー
 その5
【第8回】
 在日コリアン その1
【第9回】
 在日コリアン その2
【第10回】
 移民と日本人 その1
【第11回】
 移民と日本人 その2
【第12回】
 政府・自治体の外国人施策・制度 その1
【第13回】
 政府・自治体の外国人施策・制度 その2
【第14回】
 多文化パワー社会
【第15回】
 全体のふりかえりとまとめ