Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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社会科・地理歴史科教育法 II 鎌田 和宏
教職  2単位
【教職】 09-1-1330-1689-07

1. 授業の内容(Course Description)
 中学校社会科、高等学校地歴の教員免許取得のための必修科目である。
 基本的に春学期の、鎌田の社会科・地理歴史科教育法 I を受講し、単位が認定されたもののみが受講できる(春学期授業で学習した事項を前提に展開する)。
 本講義では、中学校社会科の地理的分野・歴史的分野の教材研究を取り上げる。
 グループを編成し、分担した単元の教材研究を行い、模擬授業を行い、それをめぐる協議を行う。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 (1)社会科教材研究の方法を理解し、実際に具体的な単元において、教材研究にとりくむことができる。
 (2)教材研究をもとに、授業設計を行い、模擬授業を実践する。
 (3)実践した授業の記録や協議会での指摘を元に、授業改善の方法について理解する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点:90%
 試 験:10%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 ・文部科学省『中学校学習指導要領解説 社会編』日本文教出版 、2008年
 ・『新編 新しい社会 地理』東京書籍
 ・『新編 新しい社会 歴史』東京書籍
 ・『新編 中学校社会科地図 初訂版』帝国書院
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 ・中学校教員免許取得や高等学校地歴科の教員免許取得のための必修科目。全回出席を基本とします。
 ・受講者鎌田の社会科・地理歴史科教育法 I (春学期)を受講した者に限ります。
 ・授業では、グループ活動が中心となります。(授業以外の時間に集まって活動することも多い)。グループのメンバーとしてきちんと活動が果たせないものは、秋期途中でも授業参加を不可とすることがあります。責任をもって参加できるもののみ受講してもらいたい。
 ・本講義の受講者は、読書ノートの実践に取り組んでもらいます。初回に授業内で販売します(200円)ので、購入し、実践してください。方法は第1回で説明します(単位認定要件の一つである)。
 ・地歴科情報ノート(新聞の切り抜き)に取り組んでもらいます。14回、毎回提出してもらいますので、それに取り組める人の受講をのぞみます(単位認定要件の一つである)。
 ・第1回のオリエンテーションと第15回(最終回)の講義に欠席したものは基本的に履修・単位を認めません。必ず出席してください。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 グループ編成
【第3回】
 よい社会科授業とは?
【第4回】
 よい社会科授業とは?
【第5回】
 教材研究1
【第6回】
 教材研究2
【第7回】
 教材研究3
【第8回】
 模擬授業と検討会1
【第9回】
 模擬授業と検討会2
【第10回】
 模擬授業と検討会3
【第11回】
 模擬授業と検討会4
【第12回】
 模擬授業と検討会5
【第13回】
 模擬授業と検討会6
【第14回】
 模擬授業をふり返る
【第15回】
 地歴情報ノートをふり返る