Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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音楽表現 I 登  啓子
選択  2単位
【教育】 09-1-1330-1748-01

1. 授業の内容(Course Description)
 保育・幼児教育の中では、子どもたちがピアノ伴奏に合わせて歌ったり、身体を動かしたりすることは日常であり、子どもの成長に音楽は欠かせないものである。本講は、子どもの音楽活動を支えるために必要なピアノ演奏の基礎技能習得を目的としている。また、基礎的な音楽理論や知識についても学習することで、ピアノ演奏に役立つものとする。秋期では保育・幼児教育の現場で求められる「弾き歌い」の技能の習得に発展していく。その方法として、春期では、コードネームの基礎やコードネームを使った簡単な伴奏法を中心に学ぶ。また授業の方法として、ペアによる連弾やグループで発表する時間を設ける。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ・保育・幼児教育の現場で活用できるピアノ演奏の基礎技能の習得。
 ・簡単なコード伴奏の習得。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 実技による定期試験(ピアノ演奏)を基本とする。
 また、授業内における筆記試験(音楽理論)及びピアノ小テストも評価に含む。
 その他、出席状況、授業態度、課題の到達度(ピアノ実技・レポート)等も評価に含む。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『ペアで楽しむピアノ教本』藤澤孚 音楽之友社
 『こどものうた100』小林美実著 チャイルド本社
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 実技等の活動への積極的な取り組みを期待する。
 ピアノ実技及び弾き歌いについては、授業外の地道な自己練習を行い、必ず予習・復習をして授業を受けること。
 毎回授業の前半を音楽理論に後半を実技を伴う演習にあてるが、できる限りピアノを弾く時間をとる予定である。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション 楽譜の読み方と鍵盤
 課題によるピアノ実技
【第2回】
 音符と休符 課題によるピアノ実技
【第3回】
 拍子とリズム コード(ハ長調)ⅠⅣの理解 課題によるピアノ実技
【第4回】
 コード(ハ長調)ⅠⅣⅤの理解 課題によるピアノ実技
【第5回】
 小テスト 課題によるピアノ実技
【第6回】
 音階練習 課題によるピアノ実技
【第7回】
 コード伴奏(ハ長調以外)・課題によるピアノ実技
【第8回】・【第9回】
 コード伴奏(ハ長調以外)・課題によるピアノ実技
【第10回】
 小テスト
【第11回】
 まとめ
【第12回】~【第14回】
 定期試験課題に向けて
【第15回】
 まとめ・試験