1. |
授業の内容(Course Description) |
|
社会が著しく変化し科学技術の顕著な発達や情報化が進展する中で、学術情報を中心にその収集・整理・加工・提供の仕組みを理論的・実践的に学ぶ。本演習では一冊の本を共通購読する中で著者の視点・論旨(分析・展開など)・結論などを検証し、これをもとに「教育改革」をテーマに受講生各自が調査・研究し、発表をおこなう。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
テキスト等を読みこなす力をつける。著者等が何を取り上げ、どのような根拠をもって「自らの考え」を展開し主張しているのかを読みとれるようにする。 テキストを教材とし(著者の考えに対し)、自らの見解を構築するため多くの受講生の意見を聞き、また周辺資料にあたるなどして、「様々な教育課題」に対する見解を発表(プレゼン)できるようにする。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
演習は受講生の主体的・積極的な参加を重視する。 授業への出席、研究報告、討論への参加、レポートのいずれも80%以上到達した中で、総合的に評価する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
『誰のための「教育再生」か』藤田英典編 岩波新書(受講生は購入しておく) 『教育破綻が日本を滅ぼす』―立ち去る教師、壊れる子ども達― 尾木直樹 ベスト新書(課題図書、購入しておく)
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
演習は受講生の主体的・積極的な参加が重要である。テキストを多角的・多面的に読みこなし理解し、自らの見解を構築するため周辺資料にあたるなど、意欲的に取り組める受講生を歓迎する。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 オリエンテーション 自己紹介、授業内容と進め方について 【第2回】 『誰のための「教育再生」か』を読みこなす 1 序章、第一章 【第3回】 『誰のための「教育再生」か』を読みこなす 2 第二章、第三章 【第4回】 『誰のための「教育再生」か』を読みこなす 3 第四章、終章 【第5回】 テーマ「教育改革」 『誰のための「教育再生」か』と最近の教育施策の考察 春期研究企画書作成と発表について 【第6回】 研究企画書の作成(個別指導) 【第7回】 研究企画書の提出(個別指導、発表日の指定) 【第8回】・【第9回】 研究レポートを作成する(個別指導) 【第10回】 研究発表1 【第11回】 研究発表2 《授業時に課題図書レポートを提出すること》 【第12回】 研究発表3 【第13回】 研究発表4 【第14回】 課題図書レポートの発表 1 【第15回】 課題図書レポートの発表 2 教育学演習 B について
|