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授業の内容(Course Description) |
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グローバル化が進行する中、各国とも教育改革の国際的動向を無視できない状況に置かれている(例えば、その端的な例として、OECDが行っているPISA調査への反響=「PISAショック」を挙げることができる)。 本授業では、「比較教育行政論研究 I 」に引き続き、国際的な視野で教育行政、学校経営、教育実践等をめぐる教育改革の動向について検討していく。 最初の数回、担当教員から教育改革の国際的動向について概説・論点整理を行った後、各受講者は本授業のテーマに沿う検討材料を持ち寄り、研究発表を行うこととする。なお、担当教員から提供する検討材料として、今のところOECD/PISAの報告書を考えている。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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・「比較教育(学)」の視座から、世界規模で進行する教育改革の動向への理解を深める。 ・日本や諸外国の教育が直面しているさまざまな問題を学習し、それぞれの教育行政の課題に対して、受講者が自分の意見を論じることができるようになる。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況(50%)、期末レポート(50%)をもとに総合的に評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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・資料(プリント)を配付し、それをもとに授業をすすめる。 ※その他、授業の中で参考書を随時紹介、指示する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業ではディスカッション・研究報告が中心となります。学生の意欲的な参加を期待します。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 教育改革の動向(1) ―学力政策をめぐって― 【第3回】 教育改革の動向(2) ―教員評価をめぐって― 【第4回】 教育改革の動向(3) ―高等教育改革をめぐって― 【第5回】 研究企画書の作成(個別指導) 【第6回】 研究企画書の発表、検討 【第7回】 調査・比較研究を行う(個別指導) 【第8回】 調査・比較研究を行う(個別指導) 【第9回】 調査・比較研究を行う(個別指導) 【第10回】 調査・比較研究を行う(個別指導) 【第11回】 プレゼンテーション① 【第12回】 プレゼンテーション② 【第13回】 プレゼンテーション③ 【第14回】 プレゼンテーション④ 【第15回】 まとめ
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