1. |
授業の内容(Course Description) |
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言語習得とは何か。また、それは如何になされるのか。これらの疑問に答えるため、本講義では、言語習得の基本概念を様々な視点から考察してみる。具体的には、言葉と心理に焦点をあて、日本語や英語の母語習得を中心に、言語の認知や言葉のメカニズムを考えてみる。また、言語習得を語用論的視点(実社会での言葉の使い方)や神経言語学的視点(言語と脳)からも考えてみる。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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本講義の目的は、言語習得の基本概念を心理言語学的視点(言語と心理)、語用論的視点、そして神経言語学的視点から、解明することにある。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末レポート(期末試験に代わるレポートの提出)50%、クイズ20%、口頭発表10%、授業参加20%(積極的にクラス活動に参加すること)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:石川圭一(2008)『ことばと心理』くろしお出版(第3刷) 参考文献:小山正(2008)『言語獲得期の発達』ナカニシヤ出版 マイケル・トマセロ(2003)『ことばをつくる』慶応義塾大学出版社
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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(1) 決められた範囲をきちんと読み、講義に出席すること (2) やむおえない事情で講義を欠席する時は事前にメイルにて連絡すること (3)授業計画は、必要に応じて調整されることもある。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 講義の概観 & ニーズ分析 【第2回】 音声I (音声体系と獲得、音節とモーラ、アクセント) 【第3回】 音声II (リズムと生成、擬音語・擬態語、日英比較 【第4回】 語と文
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