Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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情報処理 IV (プログラミング) 出浦 一夫
選択  2単位
【自己啓発】 09-1-1340-0051-02

1. 授業の内容(Course Description)
 おもにプログラミング言語Cによるプログラミングの演習をする。プログラミング演習とは、自分でプログラムを作り自分の手でコンピュータを思いのままに動かす事である。プログラミングを通じて、コンピュータがどのような仕組みで動くか、また情報処理とは何かを学ぶ。
 Cをじっくりとやる(他の言語に触れるかもしれない)。ここで、プログラミングの何たるかを知るであろう。
この期で、C言語のほとんどすべてを学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 C言語により、コンピュータのすべてをマネジメントする能力を修得することを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 プログラミングは積み上げていくものなので、出席点を評価する。具体的には、出席点40%、提出された課題20%、小テスト40%である。出席点を評価しなくても、出席の悪い受講生にはプログラミングの何たるかはわからずに終わるであろう。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 プリントにより授業を進める。参考文献は、適宜紹介する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 プログラミングには、積極的に自分で考える姿勢が重要となるので、そのような姿勢を持っている学生の受講を望む。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション
 これからの演習のシラバス、コンピュータの成り立ちなど。
【第2回】
 コンピュータの構成、プログラム言語の成り立ち、OSの構造など。
【第3回】
 エディターの使い方、フロッピィディスクへのプログラムの保存の仕方。
 簡単なプログラムを使ってのCプログラムの作り方とそのプログラムのコンパイル、
 リンクの仕方。
【第4回】
 Cでの関数の作り方と使い方。
【第5回】
 Cにおける構文、特にfor文を使うプログラムの課題の作成。
【第6回】
 Cにおけるアドレス演算子の説明。
【第7回】
 Cにおける配列とポインタの説明と種々の関数の紹介および構文の説明。
【第8回】
 配列とポインタの再考。文字列操作関数の紹介。
【第9回】
 文字列操作関数を含むプログラム課題の作成。
【第10回】
 構造体の説明およびそのプログラム。
【第11回】
 構造体のポインタの説明およびそのプログラム。
【第12回】
 ソートプログラムの紹介(1)。
【第13回】
 ソートプログラムの紹介(2)とその性能の比較。
【第14回】
 数学関数を使ったプログラム(1)。
【第15回】
 数学関数を使ったプログラム(2)。