1. |
授業の内容(Course Description) |
|
21世紀の現在、「男女同権」は当り前のこととして根付いているようにみえる。しかし、ここに至るまでには長い歴史があった。これまでの歴史の多くは、男性を中心に描かれることが多かった。その背後にいた女性たちは、それぞれの時代、どのような生き方をしていたのだろうか。そしてそれをどのように受け止めてきたのだろうか。 上記のような関心にもとづき、日本の場合を中心に、女性が日々直面していた諸問題にどのように対峙し、克服して現在があるのか、これまでの道すじを辿りながら、好ましい男女関係のあり方を展望してみたい。 前期では、時代を通観しながら女性史研究の枠組をおさえ、「男女差別」がどのように克服されていったかをさぐる。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
原始古代から近現代までの女性のおかれていた状況を通観しえること。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
授業中に行うミニリポートおよび期末試験。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
参考文献:『日本女性史』(永原 外編、吉川弘文館)
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
休まないこと。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
話の都合で、予定通りにいかないこともある。 【第1回】 女性史を学ぶということ 【第2回】・【第3回】 女性史研究の歴史 【第4回】・【第5回】 古代の女性 【第6回】・【第7回】 中世の女性 【第8回】~【第12回】 近世の女性 【第13回】~【第15回】 近代の女性
|