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授業の内容(Course Description) |
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担当教員の選んだ、西洋の近現代史研究への導入としてふさわしい文献をともに読み、WebCTなども利用して議論を行います。議論のたたき台を得るために、テキストの章ごとにゼミ生の中から担当者を決め、レジュメ(要約)を作成して発表してもらいます。次に、教員との相談を経た上で、自分独自の研究を進めるためのテーマをみつけ、学期末までに入門的なレポートを作成してもらいます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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西洋の近現代史に興味を持つ学生を主たる対象にし、それぞれの学問的な関心を研究としてふさわしい形で発展させてもらいたいと思います。史学科では、最終学年において卒業論文を執筆することが奨励されていますが、この授業にはそのための準備としての意味合いもこめたいと思います。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業時間内に行った発表の内容、討論への貢献の度合い、学期末に提出したレポートの出来ばえを総合して評価します。出席状況も重視します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:塩川 信明『民族とネイション』岩波書店。 J・L・ガディス『冷戦』彩流社。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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原則的に1年のコースとして考えていますので、春期、秋期の順で連続して履修してほしいと思います。また、言うまでもなく、ゼミは「討論」を通じて思考を深めるための場です。積極的にゼミの運営にかかわっていく姿勢を期待します。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業内容について、ガイダンスを行う。 【第2回】 ゼミ生が発表を担当する箇所を決定する。 【第3回】 図書館ガイダンスを行う。 【第4回】~【第14回】 テキスト中の指定された箇所について、ゼミ生が個別、ないしはグループで発表を行う。 【第15回】 同上。授業終了時に学期末レポートを提出する。
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