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授業の内容(Course Description) |
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1947年(イギリスからインド・パキスタンが分離独立した年)前後に、インド・イギリスの新聞に現れた、日本との戦争、インド・パキスタンの独立についての報道を講読します。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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西洋史学を学ぶ者にとっては、自分の研究対象とする国ないし地域の人々によって用いられている言語に習熟することが必要です。卒業論文を執筆するのにあたっても、可能なかぎり、そうした言語で書かれた史料にとりくむことが望まれます。この授業では、比較的読みやすく、また多くの受講者が興味を感じるような英文の史料をとりあげ、それを丹念に読解してゆくことで、外国語を用いて歴史学研究上の作業を行うことに慣れてもらうことを目指します。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末に、授業内容に関する試験を行い、成績評価の基本にします。出席状況も重視します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:授業中にコピーを配布します。 参考文献:川島 真編『資料で読む世界の8月15日』山川出版社。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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英語の基礎的な知識についての説明も詳しく行います。積極的に参加してください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】~【第3回】 「揺らぎない基礎の上での講和」(『タイムズ・オヴ・インディア』1945年8月16日)を講読する。 【第4回】~【第6回】 「ネールーとジンナーの会談は失敗」(『ドーン』1946年8月16日)を講読する。 【第7回】~【第9回】 「マウントバッテン卿の総督就任宣誓」(『ステイツマン』1947年8月18日)を講読する。 【第10回】~【第12回】 「国民は新たな生命に目覚める」(『タイムズ・オヴ・インディア』1947年8月15日)を講読する。 【第13回】・【第14回】 「マハトマ・ガンディーの理想に従おうとの呼びかけ」(『タイムズ・オヴ・インディア』1950年1月26日)を講読する。 【第15回】 試験を行う。
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