Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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日本史演習4A− II 南  啓治
選択必修  2単位
【史】 09-1-1340-0511-04

1. 授業の内容(Course Description)
 歴史を学ぶためには、どうしても史料に対する理解とそれに通じることが大切である。本演習では江戸時代に関する史料を取り扱い、史料を通して江戸時代の理解をはかる。その方法は3段階法をとり、まず活字でもって江戸時代の文章に慣れてもらい、次に江戸時代に出版された版本を用い、それを読めるようにし、最終段階では写本を使って、変体仮名はもちろんのこと、江戸時代にしばしば使用された慣用語句、さらには漢字のくずし字をも読めるように指導する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 「候文(そうろうぶん)」を中心とした江戸時代のさまざまな史料を読解できたか。また、版本・写本を読解するために必要な変体仮名を理解・修得できたか。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 学期末に実施するペーパーテストにより成績評価(80%)するが、この授業に参加する受講生の積極性<発表など>(10%)および毎授業にとる出席の回数(10%)を重視する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:演習で使用するテキスト史料はすべて教師側で用意し、その都度教室で配布する。
 参考文献:その都度紹介する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】~【第9回】
  d.すでに翻刻されている江戸時代の写本史料を使用
【第10回】~【第14回】
  e.いまだ翻刻されていない江戸時代の写本史料を使用
【第15回】
 (4)後(秋)期におけるまとめ