Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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日本史概説 II 南  啓治
必修  2単位
【史】 09-1-1340-0511-06

1. 授業の内容(Course Description)
 日本歴史を各時代に沿って概観した上で、ただ過去の事実を羅列的に見るだけではなく、
 (1)是非理解しておかねばならない重要な問題、
 (2)あまり知られていない意外な側面を持つ興味のある問題、
 (3)近年、それまで定説であったものが否定されたり、訂正されたりした問題、
 この3つの視点からいくつかのテーマを設定し、講義する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 日本史の各時代の流れを把握することができたか。また、各時代の重要日本史用語をふくめて、基礎的知識を自分のものにすることができたか。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 学期末に実施するペーパーテストにより成績評価(90%)するが、その際毎回講義時に出席用紙を配布してとる出欠の状況(10%)をも考慮する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは使用せず。参考文献はその都度教室で紹介する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】・【第2回】
 (13)織田信長・豊臣秀吉と官位―信長と秀吉は何故武門の誉である征夷大将軍に就任しなかったのか
【第3回】・【第4回】
 (14)太閤検地論
【第5回】
 (15)徳川幕藩体制と『武家諸法度』
【第6回】
 (16)江戸時代農民の生活を細かに規定した『慶安御触書』は幕府が発布したものか
【第7回】
 (17)田沼意次の政策の再評価(享保・寛政・天保の三大改革との対比)
【第8回】
 (18)幕末の政局とそこに活躍した人々
【第9回】
 (19)明治政府と自由民権運動
【第10回】
 (20)日清・日露戦争
【第11回】
 (21)第一次世界大戦と日本
【第12回】
 (22)最近の大正天皇研究
【第13回】
 (23)第二次世界大戦と日本
 ―とくに最近の昭和天皇研究に沿って―
【第14回】
 (24)戦後の歴代内閣とその政策
【第15回】
 (25)後(秋)期講義のまとめ