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授業の内容(Course Description) |
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この授業では、西洋史に関心のある諸君が西洋史のレポートや卒論を作成するのに必要な調査、整理、検討、要約、ディスカッションの能力を養うことを目的とします。本年度は前期、後期を通じてフランス革命をテーマに授業を進めます。 最初、私の方で、フランス革命の概略や勉強の方法、諸君が選ぶ報告の課題やその割り振り等を授業内で決めた後、毎週諸君から調べた課題についての報告を受け、全員でその内容についてディスカッションをします。従って、この授業では、諸君は受身になって人の話を聞くのではなく、積極的に参加して、授業の運営に貢献することが求められます。それが得点になって成績がつくのです。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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少なくとも、演習というものが教師からの一方的な働きかけによる授業ではなく、学生が主体的に参加し、運営に責任を持つものだということを理解するところまで到達したい。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席を前提に、発表能力、ディスカッション能力、調査能力、有効な発言回数などと期末の筆記試験によって総合的に判断します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは五十嵐武士/福井憲彦『アメリカとフランスの革命』(中公文庫、2008)1524円+税、参考文献は世界歴史大系、柴田他編『フランス史2』(山川出版社、1996)5340円+税。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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前期からの連続的な履修を期待します。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンスと運営の方法の決定がありますから、必ず出席して下さい。 【第2回】 予備日程 【第3回】~【第15回】 諸君による報告とディスカッション 以上の運営方法は目安であり、授業の進行状況により、変更することがあります。
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