Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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文章表現 I 愛宕  元
選択必修  2単位
【史】 09-1-1340-1680-11

1. 授業の内容(Course Description)
 日本語での正確な文章表現力を養います。それは他者の文章をそのまま引き写すのではなく、自分の主張、意見、考えや、課せられたレポートなどの課題について、論理的、かつ簡潔明瞭に自分の文章で書き伝えることです。
 新聞に掲載された中国関係の報道記事を材料として、簡明な記述方法を学ぶことにします。中国の歴史遺跡の発掘報告、歴史遺産の保護状況、中国をめぐる国際関係、日中関係、環境問題、北京オリンピック関連の記事などを読みながら、文章としての情報伝達の正確さと不正確さについても学ぶところがあるはずです。中国の2008年は3月のチベット騒乱、5月の四川大地震、8月の北京オリンピックなど、日本での新聞報道もきわめて多いものがありました。新聞報道を読みながら、その裏に隠された現実を読み取るようにする授業にしたいと思います。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 新聞の中国関連の記事を正確に読み取る作業を通じて、かなり難度の高い漢字に慣れ、かつ簡潔な文章表現力を体得する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 試験は行なわない。毎回配布する新聞記事の書き写しの正確さ、とくに漢字の正確な表記、記事についての感想文を総合して評価する。出席率は60%以上。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 毎回、テーマごとの新聞記事をまとめてコピ−し配布する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 出席率は60%以上でなければなりません。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】~【第15回】
 中国関連の報道記事を読み、得られた情報を短文にまとめる。記事の背景を解説し、与えられた情報を取捨選択して正確な知識を得るような授業としたい。