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授業の内容(Course Description) |
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演習 I に引き続き、社会現象についての様々な疑問を社会科学の“モデル”を用いることによって説明する、ということに慣れてもらう。また、「なぜ○○は××なのか?」という形で社会と人間に関する“問い”を自分自身で自由に立て、それに答えるという作業も求める。適切な(そして、できれば面白い)“問い”を考え出すことの重要性を理解していただきたい。汎用性の高いいくつかのモデルを理解してもらうために、一部、講義形式を取り入れたり、社会心理学風の「実験」を行ったりすることもある。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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この演習の目的は、社会現象についての“疑問”を意識化する姿勢を身につけ、社会学を中心とする社会科学の発想と様々な“モデル”に親しみ、それらによって現象を「説明する」ということの意味を理解することである。同時に、議論を行うなかで、今後社会生活を送る上で十分な程度のプレゼンテーションやコミュニケーションの基礎的能力を身につけることも必須となる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況と受講態度で70%、報告や質疑応答の内容で20%、その他議論への貢献などで10%、を目安に評価する予定。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献:土場学ほか編集『社会を〈モデル〉でみる』勁草書房。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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積極的な授業参加を期待します。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】~【第3回】 イントロダクション、3分間スピーチ×22人、文献の手配、報告の順番決め等。 【第4回】~【第15回】 オリジナル報告、あるいは参考文献についての報告(参考文献について報告する場合、文献は4ページで1節となっているので、その内容紹介とコメントを1人1節で担当してもらう。1回について計2、3名ずつが報告者となる予定。詳細は、参加人数や参加者の関心が明らかになった時点で決める。)
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