Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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社会学演習 II 高城 和義
必修  2単位
【社会】 09-1-1350-0692-10

1. 授業の内容(Course Description)
 春学期に引き続き、20世紀世界最大の社会科学者といわれているタルコット・パーソンズ(Talcott Parsons、1902−1979)の思想と行動について検討し、あわせてアメリカにおける知識人をめぐる問題状況について考える。そうすることによって、社会学的な基礎概念と基礎理論とを学び、社会学的な分析方法を学ぶ。あわせて履修者各人の研究テーマについて中間報告を検討する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 パーソンズの理論と社会学的な基礎概念・方法を修得する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席態度と授業態度で30%、報告内容20%、レポート50%、これを目安に評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:高城 和義『パーソンズとアメリカ知識社会』岩波書店
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 社会学演習 I をすでに履修している者が望ましい。
 新たに演習への参加を考えるものは、図書館で上記文献を見て、関心がもてるかどうか、事前に確かめておくこと。
 広い問題関心をもつ履修者を求める。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 自己紹介、今後の進め方について説明、報告の順番の決定。
【第2回】
 「第六章 社会関係学科と統一社会科学運動」その1
【第3回】
 「第六章」その2
【第4回】
 「第七章 冷戦とマッカーシイズム」その1
【第5回】
 「第七章」その2
【第6回】
 「第八章 パーソンズ学の展開」その1
【第7回】
 「第八章」その2
【第8回】
 「第八章」その3
【第9回】
 「第九章 組織人パーソンズと国際的活動」その1
【第10回】
 「第九章」その2
【第11回】
 「第十章 パーソンズの到達点」その1
【第12回】
 「第十章」その2
【第13回】
 「第十章」その3
【第14回】
 総括討論
【第15回】
 卒論テーマの報告・討論