Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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テレビ報道論 I 平林 邦介
選択  2単位
【社会】 09-1-1350-1771-05

1. 授業の内容(Course Description)
 現代の報道は曲がり角に立っています。即ち国民の目線で報道されているかです。報道の最大の存在価値は国民の知る権利に応えて、事実を正確に、早く、予断を持たず、不偏不党の原則にのっとり報道することにあります。
 これがはたして実行されているか?放送時間の制約がある限り、編集が行われます。ここからもう既に一つのニュースが完璧、完全ではなくなります。
 報道番組は視聴率があまり取れません。でも報道の視聴率も局にとっては大事なのです。この辺も説明します。
 ニュース番組が身近に感じられるように説明できればと思っております。
 毎回授業冒頭15分はその週でのメインニュースをわかりやすく解説します。
 この春季の期間、衆議院の解散、総選挙があれば2~3回に分けて解説する
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ニュース番組に興味が沸くまで
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 ニュースの基本的な役割の理解度レポートを提出してもらい、その内容で評価する
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 そのつど紹介する
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 ニュースは社会学の窓である
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 報道の歴史
【第2回】
 新聞報道の歴史、雑誌の歴史
【第3回】
 NHK報道と民放報道の違い、報道の視聴率
【第4回】
 報道局の構成、放送記者
【第5回】
 ニュース、報道番組、情報番組、ワイドショー、ドキュメンタリーの境界線はあるのか?
【第6回】
 政治部と政治ニュース
【第7回】
 社会部と社会ニュース
【第8回】
 裁判ニュースと裁判員制度の検証
【第9回】
 教育、科学、医療、天気予報
【第10回】
 経済部と経済ニュース
【第11回】
 外報部と外報ニュース
【第12回】
 各局ニュースの比較、ニュースキャスターの比較
【第13回】
 ある日の一つのニュース番組のすべてを追う
【第14回】
 企業内報道と国民目線での報道の違いの検証ーこの国の政治、政治家
【第15回】
 年金制度に見るこの国の政治