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授業の内容(Course Description) |
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大学では多くの科目を受講し、幅広い知識、見識を身に付けることが重要だが、一方で自分の関心のある事柄に絞り込んで、そのテーマを深く耕すことも同様に必要になる。 絞り込んだテーマは、卒論のテーマになることもあるだろうし、社会に出るにあたりどの分野の仕事をするか選択する際のカギを握ることもある。中には生涯追い続けるテーマになる場合の出てくるだろう。 演習はこうしたテーマの絞り込みの重要な第一歩と受け取ってほしい。 この演習はマス・コミュニケーション論、マス・メディア論が取り扱うテーマを取り上げる。つまり、政治・経済・社会・国際や近代、現代の人間社会全般にかかわる非常に幅広い範囲を対象とすることになる。 したがって、各自にとりテーマの絞り込みは極めて重要になる。漠然とした内容のテーマでは、まとめきれない事態になりかねない。テーマは相当具体的になるまで絞る必要がある。 授業は各自テーマに沿って調査内容などを発表する形で進める。発表に当たっては各自レジュメをつくり、配布する。早めに調査の仕方、適当な文献の読み込みを進め、自分で納得できる成果を残してほしい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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レポートの発表内容の水準を高めることは当然だが、テーマ選定から調査、関係文献の収集、関係者への取材を行い、レジュメ作成、発表まで作業積み上げについて習熟することを目標にする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席を重視し、発表内容や折に触れて出すテーマのレポートを軸に評価する。それぞれの比率は全体を100として、出席点60、発表内容20、平常点20とする。平常点は授業を進める上での貢献度などで決める。 無断欠席、レポート不提出、無気力は単位取得が難しくなるので注意が必要だ。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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最初に各人の研究テーマ設定を行い、テキストについては授業の中や個別に話を聞くときに指示する。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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自分が何に関心を持ち、どのような研究テーマにするか、早めに決めておくことが必要。授業には積極的に出席や発言をしてほしい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業の進め方 【第2回】~【第14回】 発表・討議 【第15回】 まとめ
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