Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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英語文献講読 IV 高田 孝二
選択  2単位
【心理】 09-1-1360-0320-04

1. 授業の内容(Course Description)
 英文文献に慣れ、読みこなす力をつけることを第一の目的とし、あわせて心理学の専門用語や知識を身につけることを目指します。ここでは性差(sex difference, gender difference)に関する文献(本)の1章をとりあげる予定です。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 個々の単語にこだわらず、何が書いてあるのか、著者が何を言いたいのかをまず考えるくせをつける。文章の意味がわからなかった場合、「どこがわからないか」をわかることを目指す。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況(発表を含む;70%)、最終レポート(30%)で評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 開講時に配布
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 初回を含め、英和辞典(8万語以上の語彙のあるもの)を毎回持参のこと。英語に限らず、どの言語でも、ひとつの単語には色々な意味があります。あるセンテンスでどの意味が適切かは、そのセンテンスのみならず、全体の文脈によって決まります。従って適切な訳をつけるためには「ストーリー」を把握しておくことが大切で、このため予習と復習は必須となります。英語文献講読IIIでの学習を踏まえ、訳としてよりよい日本語をつけることを目指してください。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
 1−15回のいずれも毎回、1人づつがテキストの1センテンスづつを訳し、教員が解説を加える形で講読を進めます。したがって全員が準備をしておく必要があります。単語のどの意味が適切か、複雑な構文の文法的解説(何が主語で、何が主となる動詞か、など)や、慣用句は、センテンス毎に説明し、理解を深めます。