Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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広域英語文化研究 XI 具島  靖
選択必修  2単位
【米英】 09-1-1410-0185-11

1. 授業の内容(Course Description)
 この授業では、字義通りの意味と伝えたい意味の違いについて、様々な例を取り上げながら考察する。
 一口に違いと言っても、+αの場合もあれば正反対の場合もある。その違いを見極める際のポイントのひとつは言葉遣いの上での「TPO外し」である。英語に限らず日本語でも、言葉遣いの上でTPO(和製英語)を弁えることが大切だとされているが、このTPOをあえて意図的に外す場合がある。そこには話し手(書き手)の様々な意図が潜んでいるはずである。
 もうひとつのポイントは意思表示の代用としての事実描写である。「明日は日曜日」という文は発信者・受信者が違えば様々な意味を持ちうる――ニュースアナウンサーの単なる情報伝達として、デートに誘うメールとして、あるいは逆にデートを断るメールとして
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 言葉のさまざまな用法について理解を深めること
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 小テストと期末試験
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 特になし、プリント配布
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 言葉のTPOと「TPO外し」(1)
【第3回】
 言葉のTPOと「TPO外し」(2)
【第4回】
 話し手の前提・聞き手の前提(1)
【第5回】
 話し手の前提・聞き手の前提(2)
【第6回】
 メールと絵文字(1)
【第7回】
 メールと絵文字(2)
【第8回】
 前半のまとめと小テスト
【第9回】
 台詞とト書き(1)
【第10回】
 台詞とト書き(2)
【第11回】
 話し手の意図(1)
【第12回】
 話し手の意図(2)
【第13回】
 ユーモア(1)
【第14回】
 ユーモア(2)
【第15回】
 まとめ