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授業の内容(Course Description) |
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この授業では、字義通りの意味と伝えたい意味の違いについて、様々な例を取り上げながら考察する。 一口に違いと言っても、+αの場合もあれば正反対の場合もある。その違いを見極める際のポイントのひとつは言葉遣いの上での「TPO外し」である。英語に限らず日本語でも、言葉遣いの上でTPO(和製英語)を弁えることが大切だとされているが、このTPOをあえて意図的に外す場合がある。そこには話し手(書き手)の様々な意図が潜んでいるはずである。 もうひとつのポイントは意思表示の代用としての事実描写である。「明日は日曜日」という文は発信者・受信者が違えば様々な意味を持ちうる――ニュースアナウンサーの単なる情報伝達として、デートに誘うメールとして、あるいは逆にデートを断るメールとして
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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言葉のさまざまな用法について理解を深めること
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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小テストと期末試験
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特になし、プリント配布
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】 言葉のTPOと「TPO外し」(1) 【第3回】 言葉のTPOと「TPO外し」(2) 【第4回】 話し手の前提・聞き手の前提(1) 【第5回】 話し手の前提・聞き手の前提(2) 【第6回】 メールと絵文字(1) 【第7回】 メールと絵文字(2) 【第8回】 前半のまとめと小テスト 【第9回】 台詞とト書き(1) 【第10回】 台詞とト書き(2) 【第11回】 話し手の意図(1) 【第12回】 話し手の意図(2) 【第13回】 ユーモア(1) 【第14回】 ユーモア(2) 【第15回】 まとめ
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