Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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職種選択 II A(商品開発の考え方) 伊東  誠
選択  2単位
【自己啓発】 09-1-1500-0057-07

1. 授業の内容(Course Description)
 テーマを設定して新しい商品開発を考える。
 B5一枚のレポート用紙にボールペンで企画案をまとめる。
 自分自身で考えるオリジナル商品を提案する。レポートは添削してまとめて返却。
 後半ではいくつかのグループを作り、チームで商品化の提案をまとめてプレゼンテーションをする。
 情報を収集し選択して議論を重ねる。
 いろいろなアイデアの中からユニークな商品づくりを目指す。
 発表された商品化提案は全員参加で評価、審査する。
 企業でもいかに優れた商品を開発できるかで業績に大きく影響する。
 マーケットを創造してチャレンジすることがどの業界でも求められている。
 SONYの「ウォークマン」やアップルの「iPod」は新商品の登場と共に世界的な大ヒットとなり話題を独占した。アサヒビールの「スーパードライ」はビール業界のシェアを大逆転してトップを走り続けた。その開発物語とは。いろいろなケーススタディを学んでいく。
 人と違うアイデアをどれだけ生み出せるか。
 就職活動でも企業から商品開発の提案を求めるケースが多く報告されている。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 柔軟な発想、自由なアイデアづくりを目指す。ベンチャー起業家の多くは大学時代に立ち上げてそのまま社会に発信して成功をつかんでいる。大学内でベンチャーとしての提案ができるような内容にまでビジネスプランをまとめあげてみる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 毎回のB5一枚のレポートの評価が全体の60%の評価に。期末テストの評価が40%。
 グループ提案のプレゼンテーションの評価や出席点も加えて総合評価する。
 いかに人と違うオリジナリティが出せるかがポイント。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『そうだ、葉っぱを売ろう!』横井知二 ソフトバンククリエイティブ
 『ヒットの掟88 売れ筋商品発想の鍵探し』朝日新聞be編集部 朝日新聞社
 『人口減少社会のマーケティング 新市場を創る9つの消費行動』古田隆彦 生産性出版
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 TA(ティーチングアシスタント)制度を導入。TAを4名指名。教員と学生がコミュニケーションをとり授業が円滑に進むようにお互いに協力し合い努力する。
 授業開始10分後に教室の後扉を施錠する。「遅延証明書」提示の場合は別。
 グループ別のプレゼンテーションコンテストはいかに協力、参加するか。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ヒット商品の歴史  ヒット商品番付など
【第2回】
 人口ピラミッド  団塊の世代の次は  宝の山はどこにあるのか  
【第3回】
 江戸前ビジネスにヒントはないか 絵馬、千社札、出開帳、物々交換
【第4回】
 富山の薬売りに学ぶ  菓子、チョコレートの新商品は
【第5回】
 帝京大学ブランドを開発しよう   文房具、ファッション、ピューロランドの再生
【第6回】
 ケータイはどこまで進化するか
【第7回】
 新業態ビジネス  100円ショップ  ブックオフ  吉野家  ユニクロ
【第8回】
 エコ住宅  エコツアー  エコロジービジネス
【第9回】
 テーマレストラン   豆腐百珍  たいやきマップ
【第10回】
 食料の自給率80%は絶対に無理か   農業・漁業・林業ビジネス
【第11回】
 雑誌や新聞での創刊プラン
【第12回】
 コンビニ文化を創造する
【第13回】
 七福神めぐり、霊場めぐり   伊勢神宮  おかげ参り
【第14回】
 家電IT、ロボット何が欲しいか
【第15回】
 クルマ社会  若者離れに打つ手はあるのか
 ※商品開発テーマは変更される場合もあります。