Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

国際コミュニケーション I − I (中国語) 呉  俐里
選択  2単位
【言語科目】 09-1-1500-0203-01

1. 授業の内容(Course Description)
 最近では、街の至る所やテレビで中国語にふれる機会が増えてきました。皆さんは日本人で、漢字も知っているので、筆談ではおおよその意味はつかめると思います。しかし、中国語を本当に使おうと思ったときに、はじめにぶつかる難関はその発音です。この授業では、実際に皆さんが中国語を発音し、話すことができるようになるために、発音、文法の練習を繰り返し行っていく予定です。また、皆さんが生の中国語に触れる機会を増やすために、映画、食生活、生活習慣などの生きた情報も折に触れて提供するつもり。
 なお、本授業は初心者が対象のクラスなので、中国語を母語としている学生は履修不可とします。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 初心者を対象にしたこの授業では、発音を重視します。春学期では、必ず一人一人発音の練習を行うので、覚悟を持って授業を選択して下さい。
 授業については、簡単な自己紹介、名前や数字等を中国語で発音できるようになる以外に、テキストの半分程度を終えることを目標に授業を進めていきます。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験の成績と、授業中の学習態度(音読、小テスト、練習問題の評価、出席状況)を総合して判断する。配分は期末試験と授業中の学習態度を半分ずつ、同程度考慮する予定。
 毎回出席をとり、出席回数不足の学生は評価の対象にしない。また、出席不良者は筆記試験の成績がよくでも評価の対象にならない。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:『みんなの中国語』 林 文男著 隆美出版社
 参考文献:参考書、辞書等は授業のなかで紹介する,テキストに付いているCDを活用して欲しいです。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 教科書を中心に時にテープやビデオを使いながら授業を進めます。教科書は毎時間使用するので、必ず購入すること。
 また、現在インターネット上には中国語による情報があふれています。インターネット上の中国語で書かれた時事的な文章(新聞、雑誌など)を出来るだけ読みこなし、中国の現状をより深い理解して下さい。授業中の質問以外に、授業終了前、個別に質問を受け付ける時間を設置します。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 中国語の基礎知識(中国の概況、ピンイン、簡体字について)
 授業のガイダンスを行う。
【第2回】
 発音(一) (母音(1)、声調、子音(1))
 発音(二) (子音(1)、母音(2))
【第3回】
 発音(二) (子音(1)、母音(2))
 発音(三) (子音(2)、母音(3)、母音
(4))
【第4回】
 発音(四) (母音(4)、母音(5)、軽声)
 発音(五) (軽声、声調の変化)
【第5回】
 発音の総合練習
【第6回】
 第一課 人称代名詞、名前の尋ね方、動詞述語文、応答表現
【第7回】
 第二課 指示代名詞(1)、形容詞述語文、疑問詞疑問文
【第8回】
 発音の実践練習
 (日常挨拶言葉・自己の名前の発音の確認等)
【第9回】
 第三課 指示代名詞、数詞の言い方、動詞(有)、動詞(在)
【第10回】
 第四課 名詞代名詞、年月日の言い方 年令の聞き方、家族の呼び方 
【第11回】
 補充教材(ビデオ)と中国の歌
【第12回】
 第五課 日常生活の中の呼称、助動詞(想)形容詞述語文 方位詞等
【第13回】
 第六課 助動詞 選択疑問文 連動文 時間帯の言い方
【第14回】
 全体復習
【第15回】
 まとめ・期末試験