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授業の内容(Course Description) |
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「小論文の書き方」を中心に、自分で考え、文章を書き、討論等の実践学習を通じて、実社会において求められている自己表現能力を培う。特により実用的な「文章表現」を学習する
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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(1)目的に応じた文章を作成することができる。 小論文、依頼状等の手紙、ビジネス文書(基礎的なもの)について、様式、書き方、ルールなどを知り、目的に即して的確に文章を表現できる。 (2)課題に必要な資料を探索・収集し、それを厳密に吟味・分析できる。 (3)調査し・分析した事や自己の考えなどを実証的、論理的にわかりやすく文章に表現できる。また、他者の意見を取り入れたりして、コミュニケーションを円滑に行うことができる。 (4)討論等集団作業を通じ、仲間との協調性を保ちながら、発表にもなじみ主導性を発揮できる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況40点と、随時の小テスト課題提出等60点の総合評価とする。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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野口 悠紀夫 『「超」文章法」』 中公新書 樋口 裕一 『ホンモノの文章力』 集英社新書 古郡 廷治 『論文・レポートのまとめ方』 ちくま新書 石坂 春秋 『レポート・論文・プレゼン スキルズ』 くろしお出版 小笠原 喜康 『「大学生のためのレポート・論文術』 講談社現代新書 大野 晋 『日本語練習長』 岩波新書
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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小論文作成は単に書くことに止まらず、作成を通じて思考力の向上にも効果があり、これからの社会生活において欠かせない、貴重なものである。 小論文作成訓練に加えて、「自己推薦(PR)書」、「作文」等の作成を通じて、自己の存在感(アイデンティティ)と、能力、感性を再確認してもらう。また、終盤は実社会でのビジネス文書に共通する実用文(抗議文、礼状)の作成を体験してもらう。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ・授業の進め方 ・文章作成法(作文と小論文の違い) ・作文(800字)を書く。(発表と討論) ・「自分の夢」 【第2回】 ・文章作成法(作文と小論文の違い) ・作文(800字)を書く。(発表と討論) ・「出会い」 【第3回】~【第11回】 ・「小論文」作成作業 ・1000字課題 ・時事問題を中心に、8テーマの課題論文を作成させる。 【第12回】 ・「ビジネス文書」等作成作業 ・自己推薦書、志望理由書の作成 【第13回】 ・「ビジネス文書」等作成作業 ・招待文、依頼文、メール等の作成 【第14回】 ・自由課題(1000字) 【第15回】 ・総まとめ
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