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授業の内容(Course Description) |
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図書館学 I では、公共図書館、学校図書館、大学図書館に限らず、さまざまな専門主題の情報・資料を扱う図書館、アーカイブ等の情報サービス機関を紹介する。
資料や情報を収集し、保存し、活用する組織としての図書館やアーカイヴ等の目的、役割、機能、利用者とそこで働く情報専門職の活動などを知ることにより、情報媒体や情報サービスの多様性を学び、人々の生活にとって情報と図書館とが持つ意味を考える。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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1)情報通信技術の発展は、情報のデジタル化を促進し、人と情報との関わりに大きな変化をもたらしている、 2)紙媒体に依存していた図書館がインターネット情報資源など媒体の多様化とハイブリッド化に直面している、 このような時代における図書館と図書館員の役割や機能について考え、理解を深めることを到達目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席メールと毎回の授業に対するショートコメント(30%)、学期中数回の小レポート(30%)、最終レポート(40%)により総合的に評価する
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト『未来をつくる図書館:ニューヨークからの報告』菅谷明子著(岩波新書 837)
そのほか適宜プリントを配布する。 また関連する参考文献や参考サイトはその都度指示する。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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1)第1回目のイントロダクションは、授業の進め方や成績評価方法を説明するので必ず出席すること 2)テキストは必ず5月の連休明けまでに買っておくこと 3)レポートはワープロソフトで作成し、メールに添付して提出するので、コンピュータ・リテラシーに習熟しておくことが望ましい 4)授業中の私語は厳禁する
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション: 授業の目的、進め方、評価法など 【第2回】 子どもと図書館 【第3回】 学校教育と図書館 【第4回】 高齢者と図書館 【第5回】 美術と図書館 【第6回】 音楽と図書館 【第7回】 ビジネスと図書館 【第8回】 法律と図書館 【第9回】 行政と図書館 【第10回】 地域文化と図書館 【第11回】 教育と図書館 【第12回】 学術情報と図書館 【第13回】 情報の環境とアクセス行動の変化と図書館 【第14回】 求められる図書館員像と図書館員教育 【第15回】 まとめ
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